シリコンジャケットヒーターSILICON JACKET

配管やバルブなど複雑な形状に取り付けられるヒーターをオーダメイドで製作します。

試作1つから量産までを一貫して当社で設計・製造いたします。ヒーター部分と断熱材を分離させることができる構造のため、メンテナンスにかかるコストを抑えることができます。

シリコンジャケットヒーターの画像

こんな課題ありませんか?

  • 配管の温度分布を良くしたい
  • 加熱対象物への脱着性を良くしたい
  • メンテンナンスコストを抑えたい

シリコンジャケットヒーターの特徴

抵抗線を自由にパターン化させることが可能で、最小ピッチ幅3mmで設計することができます。複雑な形状に合わせて設計・製造、バランスの良い温度分布を実現します。
ヒーターの厚みは1.5mmと非常に薄いため、昇温レスポンスが速いことが特長です。

密着性が良く、エネルギー効率に優れています。 断熱材はシリコン発砲を使用しているため、長期間使用してもヘタりが少なく、断熱性能を維持することができます。

抵抗線をシリコンラバーで挟み込み熱成形しているため、配管に装着した際には抵抗線同士が近接し、異常発熱するリスクがありません。
安全装置としてヒーターにサーモスタットや、温度制御ができるよう熱電対を取り付けることが可能です。

シリコンジャケットヒーターの強み

  • 自由設計

    自由設計

    自由自在な形状・パターン設計。

  • オーダーメイド

    オーダーメイド

    設計から製造まで対応可能です。

  • 匂いが少ない

    匂いが少ない

    長時間の熱処理により、シロキサンの発生が抑えられ、加熱時の匂いはほとんどありません。

  • メンテナンスコスト削減

    メンテナンスコスト削減

    ヒーターと断熱材を分離させることができる構造を採用しています。したがって、狭い空間での取付け性に優れます。ヒーター部分が故障した場合もヒーターのみを交換することができ、断熱材は継続使用できるため、メンテンナンスコストを削減することができます。

シリコンジャケットヒーターの活用例

半導体工場
半導体を製造する前工程で様々なプロセスガスを使用しています。各工程で副生成生物や排ガスが配管内部で凝結を防止するために配管にヒーターを取り付け加温及び保温します。マントルヒーターは主に成膜・エッチング装置ードライポンプ間(80A~150A)、ドライポンプから除外装置間(32A、40A)の排気配管を加温及び保温します。
接着剤・樹脂塗布装置
高粘度の接着剤や樹脂が配管に詰まらないように配管にヒーターを取り付け加温・保温します。

シリコンジャケットヒーターの仕様

電気定格 最大AC240Vまで
絶縁耐力 AC1500V-1分
絶縁抵抗 DC500V 100MΩ以上
設計可能サイズ 20A~100A
※さらに大きいサイズが必要な場合はご相談ください。
連続使用温度上限 180℃
電力密度 0.25W/㎠ 標準設計

製品に関するよくある質問

  • UL規格について教えてください。

    ヒーターはUL認定材料で構成されていますが、製品としてはUL認定品ではありません。

  • 製品寿命について教えてください。

    使用状況や環境により大きく異なりますが、10年以上ご使用されているお客様もいらっしゃいます。

シリコンジャケットヒーター関連製品情報

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