電気式床暖房ヒーターについてABOUT FLOOR HEATER

床暖房ヒーターとは

電気式床暖房とは、床下に電気式発熱体を設置し、床面から部屋を暖める暖房方式です。
床暖房ヒーターを使用することで、太陽からの遠赤外線とほぼ同じ「輻射熱」と、直接肌に伝わる「伝導熱」の相乗効果で足元から、身体・部屋全体をあたためることができます。
そのため、ぽかぽかとした陽だまりようなあたたかさと心地よさを感じることができます。

菱有工業の床暖房ヒーターの4つの特徴

01

省エネルギーでクリーン

面全体で発熱するので熱効率に非常に優れているため消費電力が少なく、環境配慮が必要な時代に適応した省エネルギータイプのヒーターです。
火気もモーターも使わないので、騒音や振動の心配はありません。ファンによって、チリやホコリが舞ったり、一酸化炭素を発生させる心配もなく、お部屋の中はいつでもクリーン。
02

安全対策も万全

サーモスタットと温度ヒューズよる二重安全システムと、コントローラ温度制御で制御するため、安心してご利用いただけます。
操作パネルはお年寄りにも見やすい大型液晶で、操作も簡単で安全です。
03

簡単な施工で工事費は低価格

部品点数が少なく、墨出しをした荒床にパネルヒーターをコースレッド(タッカ)で敷設、配線もコネクタで接続するだけで施工が簡単です。
04

メンテナンスフリーで半永久的に使用可能

構造はとてもシンプルで、燃焼する部分がなく、機械的な故障も発生しにくい設計です。耐久性も抜群ですから、特別なお手入れやメンテナンスは必要ありません。
面全体で発熱するので、熱ムラがなく、フローリングの床が歪んだり、変形する心配もありません。

床暖房ヒーターの種類

床暖房ヒーターの暖房技術には電気式床暖房・蓄熱式電気床暖房・ガス温水型床暖房・石油温水型床暖房・ヒートポンプ式電気床暖房の5種類があります。 それぞれの特徴は以下の表をご参照ください。

電気式床暖房 蓄熱式電気床暖房 ガス温水型床暖房 石油温水型床暖房 ヒートポンプ式電気床暖房
初期費用 商品上代 ×
工事費用
年間コスト 燃料費 ×
メンテナンス
費用
×
メンテナンス
内容・頻度
(※1)
コントローラ交換 5年 5年 5年 5年 5年
床パネル交換 20年 20年 20年 20年 20年
ボイラー交換 - - 10年 10年 10年
ボイラー
メンテナンス
- - 3年 3年 3年
その他 家の屋内配線点検時に同時に絶縁抵抗検査実施 家の屋内配線点検時に同時に絶縁抵抗検査実施 - - -
年間トータルコスト(※2) ×
備考 メンテナンス代がかからない。立ち上がりは他の床暖房と比較しても早い。急な寒さに対する対応も可。ランニングコストは、電力自由化で現時点より下がる可能性大。初期費用の金利負担を考慮すると更にお買い得。 温度コントロール不可、急な寒さへの対応不可。立ち上がりは遅い。夜間電力使用限定の為実際の使用時間とそぐわないと不便。ランニングコストは上昇。現在より電力料金が上がる可能性大。 初期費用とメンテナンス費用が大きく、その割にエネルギーコストは下がらない。エネルギーコストは今後下がると思われるが施工費は下がらない。 エネルギーコストが低いのがメリットだが今後は上がる方向。電力、ガスの自由化政策の前では不便さの割にトータルコストが目立つようになってきた。 高価なボイラーとその耐久性が不安である。温水配管のため施工費も高い。現時点では不適。
総合評価 ×

※1 メンテナンスの内容・頻度は使用環境・状況により異なるため、一つの目安となります。

※2 初期費用を20年償却、ランニングコストを加えた年間利用料

  • 広さは8畳間で、初期費用は購入時負担金額です。
  • ランニングコストは1年間(年間使用5ヶ月)の負担の目安になります。
  • 商品上代はメーカー販売価格になりますが、メーカーによって多少の違いはあると思います。
  • メンテナンスコストは20年間に発生するコストを1年あたりの平均値になります。
  • 初期費用、ランニングコストともに設置する家の断熱性能、設置する空間の大きさ、暖房の使用方法によって変動いたします。

床暖房ヒーターの構造図

RGシリーズ

RGシリーズの構造図

RAシリーズ

RAシリーズの構造図

間取別式設プラン例(RG)

パネルの組み合わせで様々な間取りに対応します。

パネルのラインナップ画像
間取りに合わせたパネルの組み合わせ画像

※上記はプランの一例です。
 間取りに合わせお客様とご相談の上、当社ラインナップのパネルヒーターより組み合わせをお選びください。

床構造と仕上材

床構造と仕上材

※注意点

  • パネルヒーターは充分な強度のある床組の上に敷設してください。根太ピッチ303mm、下地合板12mm以上としてください。
  • パネルヒーターの下面部には充分な断熱を施してください。
  • カーペット/クッションフロアー/コルクタイルなど強度が低い床仕上材の場合は、パネルヒーター上に12mm以上の合板を捨貼りしてください。
  • 床仕上材の施工については、仕上材メーカーの指示にしたがってください。
  • 強度を保てない仕上材を使用する場合はご相談ください。

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